文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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<   2005年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

あらすじなど

2003年作、河崎実監督、仲谷かおり主演の実写版1作目(?)

主演の仲谷かおりがマチコ先生のイメージに合わなくて、初めはあれ〜?と思っていたのだが、5分もすると可愛く見えてきた。不思議。
全体的に河崎実テイストたっぷりで、食パンくわえて遅刻走り、やセーターの糸がいつの間にかほつれて恥ずかしいことに!などのベタな小ネタがツボにはまりまくる。
お馴染み監督作詞の主題歌を、仲谷かおりがたぶんワザと(?)調子っぱずれに歌ってて、これも凄く可愛い。このヘンな歌で早くも心を掴まれる。5つのチャプターに話が分けてあるのだが、チャプターの間にはその主題歌のサンバやヘビメタアレンジが挟まれて、これまたおバカで可愛い。しかもそれにやたら時間を割いてある。

女子には手を出しにくく、男子には期待させるようなパッケージかもしれないが、エロはほとんどナシ。マチコ先生がすっぱだかになったりもするが、全然エロく感じない(私だけかもだけど)。

マチコ先生の「まいっちんぐ〜」ポーズは、生身の人間がやると絶対引きそうな感じだが、この映画では妙な「まいっちんぐ〜」のイントネーションも相まって、マンガ以上に可愛かったりする。この辺、やっぱ河崎実すごいな、と思うところ。マチコ先生のライバル、みちミチ子先生の「こまっちんぐ〜」ポーズの微妙な感じもまたしかり。ぽっちゃり系の女優さんによるところもポイントなのかな。ちょっと恥ずかしそうなところとホントに恥ずかしいポーズでこの人もまたとってもカワイく見える。

普通はこういうセクハラ学園妄想はムカつくところなのだけど、この映画に限っては楽しそうだし良いかな?と思えてしまうマジック。単に河崎実びいきかな。
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by 44gyu | 2005-05-08 23:25 | ★★★★
公式サイト

SEGA産ゲームの映画化。
無人島を訪れた若者達。しかしそこはゾンビの島だった。

個人的には兄弟ソフトの「タイピング・オブ・ザ・デッド」の方に昔お世話になった。ひたすらゾンビを撃っていくだけのゲームだが、タイピングソフトなんてそんなモンか。

そしてこの映画版。
B級以下と言われる映画は、画面からぜったい何か出てるんじゃないか、と常々思っている。何か、とは眠気光線・睡眠誘導光線だ。派手なアクションや大きな効果音も眠気光線の前では無力、上映中いつの間にか私は目を閉じている。というのは被害妄想だが、この「ハウス・オブ・ザ・デッド」も眠気を催させる映画だった。予告は難無く終わり、本編が始まるといきなり眠くなってしまうのに驚かされた。しばらくして隣を見ると隣の人も寝ていた。遠くの方からはイビキ音まで。。。

映画としてはつっこみどころが多くてなかなか楽しいと思った(眠気と戦いながらだが)。
B級ホラーのお約束、ちょいエロ、爆発などが不条理に差し込まれ、普通の都会暮しの若者達が、様々な火器や刀を当たり前のように使いこなしてゾンビをバタバタ倒していく。
驚いたのは、生き残るであろう主人公カップル以外の人々の死に方だ。傷を負ったり弾が無くなってしまった彼らは、無謀にも素手でゾンビの群れの中に入っていく。皆ヤケクソになって死んでいくのだ。たいていが仲間のために捨て身でゾンビを足留めするのだが、なぜそこまで人の為にするのか不明。彼らは初対面だったり、知り合いでもそんなに親密そうではない間柄ばかりなのはずなのに。
またそんな他人想いの仲間が死んでしまった時、彼の活躍を振り返る変なピンク色のフラッシュ映像が流れるのだが、その頻度がなぜかまちまち。主な登場人物は10人前後だったと思うが、フラッシュ映像は2、3回くらいしか無かったと思う。たぶん「誰が生き残るのか!?」というサバイバル的なイメージでフラッシュ映像は挿入されたのだと思うが、なぜ入れたり入れなかったりしたのか。中途半端さがもの凄く気になった。

ゾンビの造型はダサいし、登場人物や映像もあまりカッコよくないので、見た目や雰囲気で惹きつけられるところは無かった。ゲームのスピード感とかを出したかったような気配は感じるが、うまくいかずにバカっぽさに拍車をかけている。
映画館でなく家で観たら、寝てしまうので何回かに別けて観ることになっただろう。
でもこのダサさ、バカっぽさは、懐かしさも感じられて、そんなにイヤではない。
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by 44gyu | 2005-05-07 23:37 | ★★
公式サイト


12世紀。実は騎士の息子だった鍛冶屋の青年が、父の後を継ぎ、十字軍の騎士としてフランスから遠く離れたエルサレムへ戦いの旅に出る。

この映画を観ていると「アラビアのロレンス」「キング・アーサー」「タイムライン」などなど、色んな映画を思い出した。というのも、こういった映画の寄せ集め的な印象を強くうけたからだ。「あ、ここはあの映画のシーンっぽい」「こういうの、あの映画にあったなあ」とか、そんなことばっかり考えていた。そしてついに最初から最後まで、一切(と言い切っても良いだろう)新鮮味を感じることはなかった。

ストーリーはしがない鍛冶屋がある日突然騎士になり、勇敢で賢明な指揮官として部下を立派に率いる、という今はあまり見なくなったシンデレラ英雄物語。領主となった主人公は、民と共に土にまみれて井戸を掘ったり、働いたりする「良い殿様」。敵であるイスラム教徒に対しても広い心をもって接する。見てるこっちが恥ずかしくなるくらい主人公は完璧なヒーローだ。
とって付けたようなヒロインとの恋物語も、なるべき方向に予想どうりの進展をするし、カップルの2人にはまったく感情移入できない。

あまりにつまらないストーリーにウトウトしかけたところで、やっとお待ちかねの戦闘シーン。
これは確かにすばらしかった。このいかにも金のかかった豪華な戦闘シーンだけのために、今までのたいくつなストーリーがあったんだとしても、許せると思った。大地をホントに埋め尽くしている、25000〜30000人というエキストラの数は圧巻。敵味方双方、投石機で投げ合う火の玉は、カメラ使いも効果的で大迫力。遠目の大軍戦(?)も、刀で斬り合う近目の個人戦(?)も、臨場感があってテンポも良く楽しめた。私はあまり詳しくないが、初期の形の兜や甲冑などの美術も、よく作ってあってすばらしかった。

今の中東戦争を批判するようなメッセージも、ありきたりだったし今さらなあという感じ。これといって「この俳優がすごかった!」というのも無いし、ストーリーも真面目に追えば追うほど腹がたつB級品。逆にその内容のない空っぽさが戦闘シーンの感動をより引き立てたのかもしれない。

途中、字幕を追っていたら意味不明の文章がチラホラ。もしやと思ったらやはり字幕担当はトダさん。途中ストーリーがやや判らなくなったのは、やっぱり私の歴史知識のなさだけではなかったようだ。まあ、(個人的に)ストーリーが重要な映画で無かったのは幸いだった。
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by 44gyu | 2005-05-05 23:58 | ★★★
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原作本は未読。

予告を観て、ティム・バートンの世界観っぽい映画なのかなと思って楽しみにしていた。
実際観て、3人のボードレール3姉弟妹はみんなかわいらしく(特に女の子たち!)、ジム・キャリーの悪役ぶりもなかなか楽しかった。そしてなにしろ美術がすばらしかった。チラシで比較されている映画「ハリーポッター」に比べ、確かに格段に繊細で上品で迫力のある映像だった。
実際美術には大変気を使ってあるようで、公式サイトのプロダクション・ノートの文 章からもその意気込みを感じることができる。
世間で定評がある、私も大好きなティム・バートン映画の美術だが、この映画の主な美術担当者はそのティム・バートン映画の美術に関わっている人ばかりだったことが、後で調べて分かった。すばらしくて当然だったのだ。
撮影監督のエマニュエル・ルベツキは「スリーピーホロウ」をかつて手掛けている。プロダクションデザイナーのリック・ハインリクスは「シザーハンズ」「猿の惑星」などにも関わっている。衣装デザイナーのコリーン・アトウッドもまた「シザーハンズ」「ビッグ・フィッシュ」などの衣装を担当している。
隅々まで素晴らしかった美術だが、中でも一番素敵だと思ったのはエンドロール。こんな素敵なエンドロールは今まで観た事が無い。影絵調の絵本がそのまま動いているような作りで、ゴシックでおしゃれで素晴らしい映像だった。そこだけ切り取って欲しい!と思ったくらい。
また、この映画には爬虫類(主にヘビ)が沢山出てくる。おどろおどろしい雰囲気を出したかったのもあるんだろうが、映画内でヘビちゃんをたくさん見れることはそうないので、動物好きには楽しかった。

しかし内容の方はというと・・・むむむ、微妙だ。幼いが賢い3姉弟妹が、欲張りで悪人のオラフ伯爵からの嫌がらせを、知恵と勇気で切り抜ける、という話なのだが、3姉弟妹の賢さがいまいち伝わってこない。オラフ伯爵がしかけるからくりも子供だましな気がするし、それを切り抜ける3姉弟妹の手段も「ファンタジー」の割りにえらくチャチでしょぼいように思った。映画の進み具合もテンポが悪く、抑揚を感じられず、中ほどで早くもダレてきてしまった。だいたい作者(物語の筆者)語りのファンタジーって、それだけでもううんざりしてしまう。

美術と子供の可愛さ以外は個人的にちょっとツラい、と思った。ジム・キャリーのおなじみの顔芸は、苦手な者にはうっとうしく感じる。続編を感じさせるような終わり方だったが、あんまり観たいとは思わないかも。。でも美術は気になるな。

amazonで原作「最悪のはじまり 世にも不幸なできごと」のレビューを見たが、あんまり評判良くないような。原作はもっと面白いだろう、と思っていたが、案外映画は忠実に原作をなぞっているのかもしれない。憶測だけど。
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by 44gyu | 2005-05-03 00:17 | ★★★