文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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カテゴリ:★★★( 48 )

公式サイト

ジョニー・デップの海賊姿がハマりすぎ。ちょっとイカれててワイルドな役とセクシー(?)な衣装が彼の良さを完璧に活かしてて、もうカッコ良すぎ。その上優しさとコミカルな仕種も加わって、文句のつけようがないキャラクターになっている。登場の仕方もかわいらしすぎて素敵。

逆に彼が活躍していない時間は少々たいくつ。ヒロインとヒロインの婚約者、鍛冶屋の青年の三角関係はありきたりだし、アクションもあまり見ごたえがなかった。最後のバルボッサと決着をつけるあたりもなんかバタバタしてて腑におちなかったし。楽しみにしていた骸骨のアクションも骸骨に愛嬌はあったけれども、CG,CGしていていまいちだった。

ジョニー・デップと対をなし、正統派美男として共演したオーランド・ブルームもこの映画では話題だったが、この映画を観た時期は、彼が某S価学会に入信したというニュースが生々しかったため、そればっかりが気になってしまった。

とにかくジョニー・デップのカッコ良さがみどころの映画だった。続編も決まったようだが、きっとまたジョニー・デップ見たさに観るんだろうと思う。
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by 44gyu | 2004-12-18 23:06 | ★★★

花様年華・2046

花様年華公式サイト
2046公式サイト

2046はキムたくがひどいだの話が分りにくいだの、前評判が芳しくなかったので覚悟していたのだが、思ったほどではなかった。相変わらずおしゃれで美しい映像の、報われない恋の物語だった。キャストが非常に豪華なのだが、今が旬真っただ中のチャン・ツィイー以外はさすがに絶頂期が過ぎていると思われ、懐かしい感じがしてしまった。

花様年華はシンプルな分かりやすいストーリーで、2046以上に、主人公の2人以外は極力あいまいな存在に徹してあるところが面白かった。家具や衣装がとても素敵で、独特の映像と相まってとてもおしゃれ。個人的には2046よりも良くまとまっていると思うのでこちらの方が好き。

花様年華の方を後に観たのだが、それでも話の辻褄は合うし違和感もない。というか、ほとんどこの2つは同じ話だと思った。ホテルの部屋やセリフ、映像など2作品は重なる部分が多々あるが、それがあまりにも多すぎて別々の独立した2作である必要があるのか疑問にも感じた。この2作を続けざまに観たら、同じことのくり返しで腹立つだろうなあと思った。「この2作は元はひとつの話で、2通りの展開をした」と監督のインタビュー(ttp://page.freett.com/cinemajournal/special/kayo-nenka.html)にあるが、確かに自己リメイクっぽい。

個人的に2作ともきれいなイメージ映像なだけ、という感じでいまいち入り込めなかった。ストーリーもありきたりだし。登場人物に共感できるわけでもない。眠くはなかったがとてもたいくつだった。
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by 44gyu | 2004-12-17 23:51 | ★★★
あらすじなど

本作は完全なる飼育シリーズ5作目で、4作目から当初の女子高生と中年男という設定は崩れ、今回は青年による熟女の拉致監禁という話になっている。しかも監禁の要素もかなり薄まっていて、女性向けソフトエロな内容。
何より、北村一輝、荻野目慶子、竹中直人というキャストに期待して見た。荻野目と竹中が夫婦の設定だが、以前「三文役者」でも夫婦をやっていたのを思い出す。あの時は二人の演技がかなり暑苦しくてうっとうしく、今回もその線かと覚悟していたのだが、竹中がギャンブル狂いのヒモ亭主という設定で、夫婦のやりとりも暗く、普通に観れてホッとした。現在放送中「愛のソレア」でも彼女の暑苦しさが遺憾なく発揮されているが、この映画くらい引き目で淡々とした感じの彼女は普通に見えて新鮮だった。ついでに彼女の堅そうなおしりも印象的だった。
主演の北村一輝は1作目にも出ていたらしいが、気付かなかった。「完全なる飼育 女理髪師の恋」でgoogle検索すると、北村一輝ファンの女性のコメントがたくさんヒットして、彼の人気が伺える。「目で妊娠させる男」とはベニチオ・デル・トロのことだが、北村一輝の怪しい眼差しにも同様のキャッチフレーズが当てはまると思う。



以下ネタバレ含む
映画は、拉致監禁から愛が芽生えるというファンタジーの世界と、生活という現実のギャップが感じられるストーリー展開が面白かった。。主人公の男が、それまでのメロドラマのようなセリフや行動から一転、現実的な言葉をつぶやいて疲労じみたタバコをふかしたとたん、事故で死んでしまうラストは驚き。現実的な場面がチラ見えしたら即シャットアウトされた感じで面白かった。

ひとつ、ものすごく気になったのが仕事着着用時の荻野目慶子の靴。すごく浮いてたんだけど。
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by 44gyu | 2004-12-13 22:06 | ★★★

薄桜記

あらすじなど

忠臣蔵の外伝的物語らしいが、恥ずかしながら忠臣蔵の話は一回も観たことがないので、その辺の連想や思い入れなどは全くなく、普通の1本の映画としての感想しかないが、それでもなかなか複雑に入り組んだ物語で面白いと思った。忠臣蔵について知ってたらもっと楽しめたに違いない。

市川雷蔵演じる丹下典膳という旗本の愛妻が典膳に恨みを抱く輩数人に陵辱され、それに復讐するという話に、勝新太郎演じる忠臣蔵で有名(らしい)中村安兵衛がからんでくる話。

今どきでは考えられないような、社会性を重んじたがゆえの悲恋が主題なのだが、それが逆に新鮮でもあり、自分の意思で好き合う相手と別れていくストイックさに涙してしまった。因縁の相手との戦い方も壮絶で、最後の猪木VSアリ戦を思わせるような雷蔵の寝転がっての殺陣は、ありえない!と頭では理解しつつも感動してしまう。

逆に勝新太郎の役は当然のように語られる自分勝手さが笑える。良きライバルでもある典膳の婚約者と知らずに安兵衛は千春に一目惚れするのだが、勝手に彼女を生涯の妻と決め、結婚を申し込もうとした矢先に典膳の存在を知りがっくり落ち込んだり、千春が結婚した後も彼女への想いをふっきれないため、彼女を殺してしまえば自分の想いが断ち切れる、よし!と思ったりするのだ。
そんな、人間的にどうかと思える安兵衛もこの映画ではヒーローサイドでカッコよく描かれているところが、アイドル映画っぽくておもしろい。
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by 44gyu | 2004-12-12 23:07 | ★★★
映画・ドラマ
公式サイト

映画の最後に my life without meという原題が流れ、この映画に対するなにやら懐かしい気持ちの正体が分かった。

私のいない私の人生、って、多感で自意識過剰が絶頂の思春期の頃に、夜お布団に入って真っ暗な部屋でひとり涙しながら想像したネタのひとつだったなあと思い出した。自分の事でいっぱいいっぱいな思春期の少年少女にとって、それは最も悲しいフレーズだった。自分がいなくなったら家族はどういう反応をするんだろうか、と思って家出してみたり。

薄幸って思春期の頃の割とスタンダードな自作物語の題材だと思うんだけど、そんなしょっぱい思い出がこの映画の正体ではないだろうか。
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by 44gyu | 2004-12-06 21:47 | ★★★

Mr.インクレディブル

映画・ドラマ
公式サイト

ネタバレなのかもしれません

良い意味で女・子供の映画、という感想。
今はだいぶ減ったがちょっと前までは、子供やヒロインが主人公であるヒーローの言い付けを破った為に悪者に捕まってヒーローの足手まといになる、というイライラする展開がよく見られた。この映画では、かつては足手まといでしかなかった女・子供が、ヒーローよりもむしろ活躍している。

Mr.インクレディブル本人は、ヒーローとしての活動を禁じられてからというもの、過去の栄光を思い出しては今の平凡な生活を嘆く日々。後ろばかり振り返る、じめじめした自分勝手な男だ。そして彼はその自分勝手さゆえに騙されて悪者に捕まってしまう。そこで残された同じくスーパーパワーを持つ彼の妻と2人の子供が彼を助けに行くのだが、妻のインクレディブル夫人は現役を退いて長いため、夫を助けに行きたいが自分の力に自信が持てない。そんな彼女にかつてのヒーロー仲間が言った言葉が印象的だった。「あんたはかつてスーパーレディだったじゃない」(←正確ではありませんが、こんな感じ)。

このセリフを聞いて、この映画はインクレディブル夫人のように、妻や母親の役割に埋没した生活を送り、自信をなくしてしまった女性達(←アメリカっぽい!!)にエールを送っているのだと思った。インクレディブル夫人は、この言葉で自信を取り戻し、スーパー・レディに復帰する。
そして家族の誰も足手まといでなくなった結果、父親はマッチョな家長でなくても良くなリ、互いに信頼し協力しあえるインクレディブル一家になった。

クラシックな見た目のスーパーヒーロー達が、クラシックな役割分担(ヒーローが女・子供を助ける)をひっくり返したストーリー(父ヒーローが家族に助けられる)が面白かった。
そう考えるとこの映画は、超マッチョで通っているディズニーらしくない映画だと言えるだろう。
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by 44gyu | 2004-12-05 21:09 | ★★★

オールド・ボーイ

映画・ドラマ
公式サイト

韓国映画は苦手なのだが、これは面白いと思った。

映像もオシャレだし、映画内の小道具や部屋のインテリアも素敵。ヒロインもなかなかかわいい。剣や銃で襲い掛かる多勢の敵に対してカナヅチ一本で立ち向かう無茶なディテールも面白い。またこの映画は時間軸が大きく動く内容なのだが、時間の移動をうまく処理してあり、分かりやすかった。そして個人的にとても気に入っているところは、主人公が15年も監禁された理由。そう来るとは思わなかった。良い意味でショックを受けた。(でもこの部分は人によって賛否両論のようだ)

オチもお国柄が多分に入っているが、まあいい。
でも、、、主人公の最後のあの乱れぶりはどうしても許せない。それまで食い入るように観ていたのに、最後にどーーんと引いてしまった。
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by 44gyu | 2004-12-04 23:23 | ★★★

スーパーサイズ・ミー

映画・ドラマ
公式サイト

観た直後は視点が偏っているように思われる点、実験者である監督の恋人が「動物を食べるなんてカワイソウ!」という理由で菜食主義者な点がひっかかって、この映画、あまり好きになれなかったのだが、ネットで色々な意見を読んで、いいかもと思えるようになってきた。

1ヶ月マクドナルドしか食べないとどうなるか、という映画だが、一番印象に残ってショッキングだったのはアメリカの給食。向こうの給食はセルフサービスで、子供は自分の食べたいものをトレーに乗せていくのだが、子供達はジャンクフードやお菓子ばかりをトレーにのせる。飲み物は砂糖たっぷりのソフトドリンクだ。そもそもプレートに並んでいるものが、フライやらばかりで野菜がなく茶色一色。ほとんどが解凍するだけのジャンクフードだ。昔の煮物ばかりで茶色一色だった私のお弁当とは似てるようで違います。「野菜は食べないの?」と子供に聞くと、「フライドポテトを食べるよ」という答えが返ってくる。恐ろしい光景だ。もっとも、全ての学校がそういうわけではないようだ。
そもそもジャンクフードが給食に並ぶのは食品業者と行政の癒着にあるものらしい。ジャンクフードの給食と学校で手作りする給食では、コストは変わらないそうだそうだから、ジャンクフードを取り入れるメリットはとくに無いという。ただ企業が儲けるだけ。

この辺のレポートを観ていると、一部の人間が下々の者達にお金を作らせ自分達の為に使わせて、いいように踊らせているんだなあ、と思う。民主主義も恐いものなんだ。食育もしかり、賢くならないといけないなあ、金持ちにぼったくられないように。
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by 44gyu | 2004-12-02 20:34 | ★★★