文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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カテゴリ:★★( 27 )

SURVIVE STYLE5+

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監督がスマップ出演のNTT東日本「ガッチャマン」などの有名プランナーで、浅野忠信、岸辺一徳、荒川良々といった大好きな俳優さん達が多数出演のおいしすぎる映画なため、かなり期待していたのだが、期待はずれだった。

スローモーションが多用されすぎてウザく、テンポが非常に悪いし、「かっこいいだろ」「ギャグ面白いだろ」という押し付けがましさが強く感じられて辛かった。オチも読めすぎてがっかり。テレビで見た監督のインタビューで、この映画のストーリーの特異さを俳優が受け入れてくれるか不安だった、というようなことを言っていたが、そんなに気にするほど変わったストーリーでもない。いたって常識人が頑張って変わったことやってみましたというレベル。

良かったのは作り物のような橋本麗香の美しさと、トルシエとダバディからヒントを得たというVINNIE JONESと荒川良々のコンビ。どちらもそれぞれがもともと持つキャラクターが良い味を出していた。美術もかなり良かった。阿部寛の舞台装置のような部屋はどれをとってもかわいくっておもしろい。岸辺一徳の家のパステルカラー調のインテリアはとっても素敵だし、空き巣3人組の車はぜひともあんなの欲しいと思った。

素材は良いし、静止画にするとどのシーンも絵になるので、雑誌でパラパラ眺めるには良い映画なのかも。
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by 44gyu | 2004-12-20 23:26 | ★★

ビッグ・フィッシュ

公式サイト

ティム・バートンはかなり大好きな監督で、彼の新作ということで心待ちにしていたのだが、失望に終わった。フリークスが登場し、ファンタジックなストーリーが挿入され、涙を誘う人間関係という、一見ティム・バートンらしい映画になっているが、ただ単にティム・バートン風を寄せ集めただけの、普通の映画になっていた。これまで彼の作品の特徴だった暗さから産まれる独特の深みがまったくなく、常識的でつまらない。はじめから「ウソの話」「死にかけた父の空想の話」と言っちゃってて興冷めだったし、父を理解する息子というなんとも普遍的な主題にもがっかりした。

そもそも「感動作!!」って言っても、自分の父親が死んじゃうことを想像すればほとんどの人は泣きたくなるだろうよ。
普通に良くできた泣ける映画になっているが、これをティム・バートンが作ったというところが間違い。彼でなくても作れるような映画だと思った。

ヘレナ・ボトム・カーターのガイコツのような顔も苦手なので、これから毎回彼の映画で彼女を観ることになるのかと思うと苦痛だ。
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by 44gyu | 2004-12-19 21:29 | ★★

コニー&カーラ

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ネタバレ


スターを夢見る2人の女がドラッグクイーンになりすまし、男としてスターになってしまう話。

主演のニア・ヴァルダロスとトニ・コレットは、大振りなルックスが舞台映えして歌も踊りも迫力があって良かった。「スクール・オブ.ロック」もそうだが、映画館の大音響で観るこういう音楽ものの映画はとても楽しい。2人のおバカっぽくて、おばさんみたいにぎゃあぎゃあ騒ぐキャラクターも愛嬌があっておもしろかった。

でも、トニ・コレットはともかく、やはりニア・ヴァルダロスは女性にしか見えない。それに声を聴くとだいたい男か女かなんて分かるもんじゃないだろうか。あと大円満のラストも気になった。2人が男ではなく女だとバレた後もオカマを観に来たはずのお客から受け入れられ、彼女達は「女ってすばらしい〜〜〜」と歌うのだ。ゲイを前にしてそんなことって言えるのだろうか?元も子もなくないか?

主演の二人は好きな俳優だし、歌と踊りも素敵なのだが、大前提である「女が男になる」というところの無理加減がどうしても気になって十分に楽しめなかった。
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by 44gyu | 2004-12-16 23:37 | ★★

大佛開眼

あらすじなど

二枚目の代名詞・長谷川一夫の主演作だが、個人的に彼のあの濃いい顔と高い声がどうもダメでどうしてもそこが気になってしまった。女形っぽいしゃべり方もちょっと引くし。

この映画は大仏造営のセットが実物大で作られており、キャストも豪華、エキストラも大量でかなり力を入れてある作品のようだが、つまらない。
天平時代の雰囲気もいまいち出ておらず、セリフは現代口調かと思えば時代劇口調でますます分りにくい、対立する人間関係の描写もやけにサラリーマンっぽい。
ヒロインの京マチ子は大変肉感的で美しいが、現在から見るとちょっと恐めのビジュアル。男達を誘惑する土着的な唄と踊りも、セクシーというよりは呪われそうで恐い。しかし一番恐かったのは、長谷川一夫演じる天才彫刻家・国人が死にかけている時の「ああっ」とか「はあっ」とかいう女形発声でのうめき声だった。

そして力を入れているはずの美術も、出来そこない加減がおどろおどろしいものを発していて大変恐い。大仏は、奈良の実物に比べて顔や胸のあたりが変にボコボコしているし、手の指は折れているようにしか見えない。国人が作った等身大の人物像は、大仏と同じくボコボコしていて、白黒映画なのだがおそらくかなりギラついた色彩だと見受けられ、愛知県にある有名な珍スポット五色園のコンクリート像にそっくり。そういえば映画の雰囲気もこの五色園と共通する雰囲気がある。宗教の発する臭いなのかなあ。

京マチ子の兄役の殿山秦司だけがまともに見えた。
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by 44gyu | 2004-12-11 17:33 | ★★
2002年 アメリカ デヴィッド・ワース(監督)

[あらすじ]
メキシコのとあるリゾートビーチ。監視員のベンは、ある日海底ケーブルに刺さった大きな歯を発見し、海洋学者キャットに鑑定を依頼する。彼女は、その歯が太古に絶滅したはずのメガロドンの歯だと気づき、ベンと共に現場付近の海へと乗り出した。2人の前に、やがて5メートルほどの大きなサメが姿を表す。驚くベンだったが、キャットによると、そのサメはまだ子供で、成長すれば全長20メートルを越すという。やがて、サメは海底ケーブルから漏れる電磁波に引き寄せられていることが判明するが、ケーブルを設置したエネルギー会社は利益を優先し、対策を取ろうとしない。


この映画の一番すごいところは、これが2002年の作だというところだ。物語の進み方も特殊効果のテクニックもしょぼしょぼで最初から最後まで驚かされっぱなし。
深海に生息する太古の恐竜メガトロン(ただのサメ)が、度々人間や船を飲み込むのだが、そのシーンは、もうアートなのかと問いたいくらい普通の映画ではまず見られない光景、というか合成。また、船上のシーンでは、役者がやたらハンドルをクルクル回しているが、背後に写っている海はどう見ても静止している。そしてヘリコプターもこの映画にはよく出てくるのだが、まず海上でヘリコプターの真下にいる設定なのに、波の一つも立っていないし、ヘリコプターの遠景シーンはモロにラジコンだ。そして物語も山場、セレブが集まる船上パーティーをメガトロンが襲い、パニクった人々はなぜか「アー」とか言いながら自ら海に落ちてすぐさま食べられてしまう。その辺はティム・バートン監督作「エド・ウッド」のタコに自ら襲われるシーンを彷佛とさせる。よくもこんなツメの甘過ぎる映画を撮ったものだと誉めてあげたい。

映画の100分間ほとんどがこんな調子で、ずっと驚かされっぱなしだった。もともとサメの映画自体、B級色が強いものだけど、これはかなりキてる思われる。「シャーク・アタック」という映画の3作目らしく、前2作にも興味はあるが、気力が出ない。
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by 44gyu | 2004-12-10 23:58 | ★★

ターミナル

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ネタバレかもしれません

ゆるい。。ちょっと期待してたのに。

この映画の中では、なんか絶対的に人情の方が規則よりも強くて良いもののような描かれ方なんだけど、各種詐欺が毎日のようにニュースで流れる昨今、それでいいのか!?と思えるようなシーンが多かった。そして主人公の異様なヒーローぶりが気持ち悪い。最後にターミナルの仲間達に見送られるシーンなどは、ありえない。今どき子供番組でも見ないようなヒーローっぷりだった。
そしてキャサリン・セダ=ジョーンズの役。彼女と主人公のストーリーは必要なのか。ただ単に大きめのロマンス要素を入れたかったとしか思えない。

ぶーぶー言っとりますが、文句言いながら観る映画も楽しいものです。
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by 44gyu | 2004-11-30 21:00 | ★★

海猫

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ネタバレかもしれません

試写会に2回当たったので、2回観た。
1回目は、なんだこれエロい橋田寿賀子ドラマか、観てソンした、時間返せ、という感想だった。しかし自虐的な気分で観た2回目は、気持ちに余裕が出来たのか、けっこう楽しんで観れた。
みどころは
●見えそうで見せない、現役アイドル美咲の局部(やっぱりこれ!)
●白石加代子のすごい顔
●頭がアレな人にしか見えない主人公
がメインだろうか。
「もういいの!!」「うみねこわ いいなあ どこにでも とんでけて」「俺はやだよ。」はうちでは今もたまに話題になる。
しかしやたらロシアがロシアの、いうセリフに無条件な白人崇拝のようなものを感じたのと、三田佳子のしゃべり方がうざかったのは2回目も許せなかった。

この映画は頭をゆる〜〜〜〜〜くして埋没するとけっこう楽しめると思う。でもあんまり観るときっとバカになると思う。
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by 44gyu | 2004-11-29 21:00 | ★★