文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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カテゴリ:★( 9 )

マスク2

公式サイト
(トップページのムービーにskipが無いのは嫌がらせ??)

ジム・キャリーとキャメロン・ディアスのコンビで作られた10年前の前作とは、まったく話の繋がりはない2作目。オール華のないキャストときたない絵柄の割に、日本国内のトップ10チャートにはけっこう長い間残っている。吹き替え版の声優を認知度の高いココリコの2人とベッキーが担当し、この程度の映画にしては異様なくらい派手な宣伝を費やしたのが効を奏したと思われる。

映画の中身は、毒もひねりもないドタバタコメディ。
一緒に観にいった人はほとんど寝てしまっていた。いつもはつまらない映画も頑張って観る私も、最後の方は力つきて寝てしまった。
まず、主役もヒロインも悪役も、カワイイ主役になるはずの赤ちゃんですら華がない。
CGも特殊造型も、テクニックはスゴイんだろうが、アイデア自体の趣味がものすごく悪く、「マスク」で変身した人や犬、赤ちゃんは気持ち悪いとしか思えなかった。1人残らず1秒以上のアップに耐えられない変身後のビジュアルなのに、度々1秒以上のアップがあるもんだから、顔をそむけたくなる。この映画自慢のILMによるVFXがまったく逆効果になっているように思えた。唯一の癒しになるかと思われた犬ですら、下品なCGで汚くなってしまって残念。

しかし赤ちゃんが主役なのに、その赤ちゃんがぜんぜん可愛く見えなかった。制作者はじつは子供嫌いなのか?オチから推察してどこかに父子の絆が描かれているはずなのに、そういうのは印象に残らない。赤ちゃんはただただ大人の嫌がらせをする存在にしか見えなかった。
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by 44gyu | 2005-06-01 23:37 |

ミカドロイド

あらすじなど

1991年度作品。1991年公開の映画には「シザーハンズ」「ターミネーター2」「プレデター2」などがあり、けっこう特撮も進化しているそんな時代にこの「ミカドロイド」の特撮はかなりクラクラさせられるが(5、60年代の円谷特撮から全然進化してないように見える)、この映画はマニアによるマニアの為の映画なので、その辺はあまり突っ込まないことにする。
しかしマニアの方にしてもあの無意味な長回しに我慢できるものなのか。この内容なら20分くらいの短編に縮めてもストーリーに支障はなさそうな気がする。
とにかくダルすぎる。洞口依子や大人になった「あばれはっちゃく」吉田友紀の驚愕や不満顔のアップをじっくり観たところで、どうしろと言うのだろうか。ダサい造型だけならなんとか観れるが、無意味な長回しのせいで無駄な時間を過ごしちゃった後悔が大きかった。がくり。
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by 44gyu | 2005-04-11 22:48 |

偶然にも最悪の少年

公式サイト

この映画の監督はCM出身(「私、脱いでもすごいんです」)らしく、だからなんだという感じだが、私の中でこの映画は「最悪」の部類に入る映画。
なんといっても観ていて恥ずかしくなってくる。辛い。今どき不思議ちゃん万歳映画か。女の子のとび蹴りはカッコイイのか。笑いながら悪事をはたらく人はカッコイイのか。死体やゲロはカッコイイのか。暴力はカッコイイのか。
制作者とのカルチャーギャップを強く感じた。これを作った人の周りでは、「私、脱いでもすごいんです」が流行った頃から時代が流れていないに違いない。きっと新聞や雑誌なんか読まない人達に違いない。

先日「NANA」の予告を観た。中島美嘉ちゃんはまたこの映画と同じような脱力系の女の子の役をやるようだ(マンガ読んでないし違ってたらごめんなさい)。
アヴリル・ラヴィーンがタモさんの歌番組に出演していた時、彼女のロックぶりにドン引きした思い出がある。若さって時に痛々しいな、と個人的に思っている。中島美嘉ちゃんにも同じような雰囲気を感じて私にはちょっと眩しい。

この映画も私には眩しすぎたのかもしれない。と思う最近。
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by 44gyu | 2005-04-10 23:36 |

CHARON カロン

公式サイト

3つの顔を持つ多重生活の女・カロン。突然姿を消した彼女を追って、彼女の夫と愛人が強力して、謎の多い彼女の本当の姿を探っていく。

和服姿の小説家の妻、ミステリアスな女、「〜だわ」「〜なのよ」というリアリティのないセリフまわし、などなど、下品な言い方になるが、童てい叉は素人童ていっぽい印象だった。おたく臭い要素盛り沢山というか。そういうのが好きな人には良いのかな。
ヒロインのカロンは、朝はエロい着こなしの和服姿で夫の清純な妻として過ごし、昼間は本屋でアルバイト(英語も堪能で読書家という設定のようだ)、夜はヤクザの愛人で娼婦をしている。
昼と夜での極端な2面性、コスプレ、本屋と、これらにもなんとなく一定の方向性を感じてしまうのは偏見か。

とにかく地球上の2つの性の1つである女性にことごとく人間味がない。ヒロインはトイレに行くこともなければオナラやゲップもしなそうだ。物をねだったり何かを要求したり、世話をかけることもなく、逆に札束でおこずかいをくれる、というキャラクター。更に料理上手でエロいとくる。雪女の現代版か?雪女には感謝というか借りた借りを返すような動機があったが、このヒロインの場合はなぜ、そこまで、そういう方向で生きているのかまったく分からん。最後にオチとしてヒロインの謎が明かされるが、納得するには至らない。話を終わらせるために、強引に付け足したような印象を受けた。結局、制作者の理想の女性像を描いたファンタジーだと思うことで納得した。

そもそも今どき異性にここまでミステリアスな幻想を抱ける人がいたということを知らしめてもらったことがファンタスティック。

夫と愛人が強力して謎解きをする、というあらすじに、ちょっとおもしろそうかなあと思ったが、映画館で観るにはちょっと辛かった。人間関係、ヤクザや作家という職業の描写などなど、すべて一昔前のマンガくさいと思った。
逆に、つっこみながら観る映画としてはアリかもしれない。
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by 44gyu | 2005-03-16 21:46 |

ドラッグストア・ガール

公式サイト

劇場で観ようと思っていて観そこねた映画。

観そこねて良かった!!
官藤官九郎脚本ということで、かなり期待していたが、その脚本が散々。というか個人的にまったく、ひとつも肌に合わなかった。楽しみにしているこれから公開の「真夜中の弥次さん喜多さん」も不安になった。

他の人の感想を見てみたが、そういう意見は見なかったから私だけなのかもしれないが、とてもとても気持ち悪かった。何が気持ち悪かったかというと、中年のおっさん達が「まじで↑」とか言いながら若い女の子に夢中になる、というバイアグラ的な設定がだ。
ラクロスとか町起こしとか、ストーリーのキーワードは色々あるが、簡単に言って、この映画は50過ぎの「不良中年」5人男が、娘ほどの年齢のヒロイン「大林さん」にデートしてくれと迫ったり、ストーカーしたりするという話だ。
全く共感できない。この映画の「大林さん」のように、普通の娘さん一般は、中年男(普通の中年男じゃなく、「不良中年」というところもポイント)につきまとわれて平気なんだろうか?しかも集団に。

笑い所も全然笑えなかった。監督が「釣りバカ日誌」の人だそうで、そのへんに笑いのツボの違いがあったのではないかと思う。
音楽もピコピコしてて、安いVシネみたいだった。
でも、田中麗奈が思ったよりもずっと良かった。ひとりだけ若々しくて、元気ハツラツでかわいかった。それだけが良かった。
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by 44gyu | 2005-02-17 22:10 |

ディープ・ショック

2003年/米 監督/フィリップ・ロス 出演/デヴィット・キース/シモーネ・ジェイド・マッキノン/マーク・シェパード/ショーン・ウォーレン

(あらすじ)
北極海のポラリス海溝を潜行していた米国の原子力潜水艦が、海底より発せられた謎の電波と共に姿を消した。同じ頃、地球環境温暖化により北極海の氷が急激に解け始めていることが判明し、国連調査団が海底基地ヒュブリスを設置する。やがて国連は、人工地震によって氷冠融解を阻止することを決定し、アンドリューらヒュブリス隊員たちに核魚雷の発射を命じた。魚雷発射時刻が迫る中、ヒュブリスは原潜消失時と同じ謎の電波をキャッチし、海底から巨大な光の群れが接近していることを知る。

「デアデビル」、「キャリー2000」等メジャー映画で活躍している(といっても脇役)デヴィット・キースをメインに迎え、無意味な彼のアップショットが大変気になるB級以下映画。

それにしてもストーリー、映像共かなりむちゃくちゃやっている。北極の氷を溶かし、温暖化の原因として問題になっているUMA(未確認動物)→その正体は宇宙から来た電気ウナギ(!)を、人類の為に核兵器で死滅させるか、貴重な生物の研究対象として保存するかでもめる、というストーリーだ。
UMAを人類の為に死滅させようとしているのが、いかにも悪役らしく憎々しい顔をしている悪役。そして保存しようと奮闘するのが主人公カップルだ。
一目見てどっちが悪でどっちが善か分かるキャラクター設定だが、善である主人公博士の言ってることはどうも善とは思えない。
まず、UMAを駆除しないと、地球温暖化で50年後には60%の陸地が海に沈むというのに、この主人公は絶滅動物保護の為と言って駆除に反対する。それってただのマッド・サイエンティストだよなあ。更に国連で賛成多数の駆除決定になっても、主人公に同調する(と言っても主人公の色気にふらふら引き寄せられただけの)元夫と共に決定を無視してこっそりUMAを保護してしまうのだ。
おまけに無事国連からUMAを匿った後で、UMAが再び地球に害を及ぼすようになるのは、主人公カップル2人とも死んだあとだから私達には大事ないよ、と主人公は言っているのだ。うーん、温暖化問題やゴミ問題、年金問題といった数々の問題が先送りされている昨今へのブラックジョークなのだろうか。。UMAを生かしたいという主人公の思いは単なるワガママにしか思えないし、多数決で決定したことも時には無視して良し!というのも実にアメリカ様らしいなあ。

まあ、そんなストーリーを丁寧に見ていかなくても十分この映画はアホなのだ。
電気ウナギは生きた化石であり知的宇宙生物で、ウナギが発する信号を主人公が解析して意思疎通をはかるのだが、ウナギと意思疎通ね。。。宇宙生物である理由も良く分からないし、そのことが特にフューチャーされるわけでもない。きっと設定なんてそう重要じゃないんだろうな。
また美術もすごい。ハイテクさを表現するためか、普通のパソコンモニターやキーボードにいらん装飾を施してある。たぶんハイテク=スピード感と思ったのだろう、競技用自転車ヘルメットの出来損ないみたいなパソコンモニターになっている。
また、レーダーや専門ソフトのインターフェイスが、ゲーム画面のようになっているのも今どきどうかと思うが、この映画では専門ソフトを扱っているらしいシーンで写し出されたウインドウが、明らかにQuickTime だった。
そして一番の問題が映画のメインになるUMAのCGだ。まるで深夜番組で見るアマチュアCGクリエイターが一人で作ったCG作品だ。

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熱意も感じられず、メッセージがないので何をやりたかったのかも不明で、まったくこの映画が存在する意味がわからない。十分低予算そうではあるが、それでもどうやってこの映画の制作費を捻出したのかがすごく気になった。
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by 44gyu | 2005-02-14 22:19 |

BODY/ボディ(1992)

あらすじなど

マドンナが1994年のラジー賞でワースト主演女優賞をとった映画。

先日初めて観たのだが、金のかかった古臭いポルノという感じ。
セリフ(翻訳だけど)やストーリーがとても古臭いので、1950年代くらいの設定なのかと思ったら、そうではなく現代劇のようだ。「彼女が殺したのよ」と涙で恋敵ヒロインの犯行を訴える被害者秘書(秘書が社長の愛人というのはお約束で)、動物の交尾云々を語るヒロイン、性交時にはトランペット(←たぶん)のムード音楽ときた。ベタベタすぎてギャグなのかと思うくらいだ。

制作者は、法廷でセックスを審議することによって言葉責めのエロを狙ったんではないかと思うが、単なる下世話法廷になっている。「静かにしないと退廷させますよ」しか言わない裁判官のアホさも、下世話に拍車をかけている。手錠だのセックスだのいう言葉にやたら敏感で、登場人物達はその度ににやけたり興奮したり、いちいち反応する。映画全体が、最初から最後まで、エロスの方向に持っていこうといじましいほど必死なのを感じる。その見え見えな必死さがこの映画の陳腐な臭いをより強めているに違い無い。

そんな調子で主人公がヒロインに誘惑されたりして物語は進むが、最後のオチがまた、しょーもない。今まで賢く立ち回ってきた設定のヒロインが、いきなりスキだらけになっている。このスキも悪女の計算のうちで、そのうちどんでん返しが!?と思いきやそのままあっけなく成敗されてしまうのだった。おまけにラストには、悪女との浮気がバレて愛想を尽かした主人公の妻が主人公に駆け寄ってくる。結局主人公だけが良い思いをしたという、ほんとにしょうもない結末だった。

1992年って、けっこうまだウブだったのかなあというのが観終わった後の感想だ。当時、この映画はかなりセンセーショナルだったが、今見る限り新しいところなどどこにもない。時代と共に消費されていく映画ってあるんだなあとしみじみ感じた映画だった。

※マドンナが穿いているあの色気のないおっきなパンツはなんなんだろうか?女子用ボクサーショーツっぽくもないし。

※※主人公のウィレム・デフォーは「スパイダーマン」のグリーン・ゴブリンの印象が強すぎて、人間に見えなかった。。グリーン・ゴブリンはかなり反則!
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by 44gyu | 2005-01-26 23:45 |
あらすじなど

エンジェル達のコスプレの為に事件が起こるようなもので、それがこの映画のすべてなんだろう。

そしてこの映画は共演者の豪華さもみどころ。エンジェル達の敵役であるデミ・ムーアも豪華だが、ただの脇役もブルース・ウィリスなどと超豪華で、他にもピンク、パリス・ヒルトン、オルセン姉妹など今話題の顔がちょこっと出てくる。しかしそういう豪華ゲスト出演時にありがちな無意味なショットって気が散るから大嫌い。
しかも突然3人のキメポーズ+笑顔が入ったり変なアトラクションが入ったりするので、単純なストーリーにもかかわらず、話が分りにくかった。
なにやら説教臭い結末もうっとうしい。
真性・子供向け映画だと思った。
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by 44gyu | 2005-01-13 21:08 |
公式サイト

なかなか世間で評判の悪い、バトルロワイアル2作目だが、

ほんとにひどい。お金払って見なくて良かった。
銃の弾数が異様に多いなとか、戦闘は初めてのはずなのにみんな忍び込み方はやたら上手いな、とか、突っ込み所は盛り沢山だが、その辺は大甘に見て見のがしてやっても、軸となるストーリーがひどすぎて救いようがない。

それがテーマでもあるようで「あの国」「あの国」と言ってアメリカのことを批判しているが、その理由は「他の国を攻撃しまくってるから」という一言で片付けられる。アメリカ批判が悪いとは思わないが、この映画のアメリカへの批判理由の説明の少なさ、大雑把さは返って危険で問題だと思う。また前作の主人公が宣戦布告する、「全ての大人達」という対象も、全体的な大人という概念に対してにすぎない。アメリカも大人も、ひと括りにできるほど単純な塊ではないし、世の中はそんなに分かりやすくない、という事はいい大人なら誰でも知っているはずだ。この映画ではただ単に、アメリカ・大人という言葉に対して攻撃しているように見える。そういう単眼的な見方、単純さ、薄っぺらさは、それこそまだ何も知らない子供のようなものといえる。

この映画は清い子供と汚い大人というこれまた単純で大雑把な対立構造の上に立った、子供寄りで子供目線の映画であるから、逆に子供テロリストらの単純さ深みのなさを軸にこの映画を観ていくと、日本の子供がいかにバカで底が浅いかということを描いた、全く愛情のない鬼畜な映画になるなあと思った。

普通に観ると、テロも肯定しかねない一方的な視点が問題で、うがった見方のもう一方でも、そんな物語は子供が怒るだろうし、どちらにしろR-15で正解だ。
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by 44gyu | 2004-12-08 22:54 |