文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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ドリームキャッチャー

あらすじなど

スティーヴン・キングの同名ベストセラー小説を映画化したサスペンス・ホラー。

この映画は世間の評判がすこぶる悪いのだが、私好みで大満足だった。
スティーヴン・キング原作を映画化したホラーは、今まで個人的にあまりパッとしてないと思っていたのだが、これはヤケクソじみた感じが逆にとても良かった。

以下ネタバレ。かも

公開時コピーが「夢の番人、ドリームキャッチャー いま、ひとつの悪夢が、その網をくぐり抜けてしまった。」らしいが、これでは「ヒューマンキャッチャー(ジーパーズ・クリーパーズ)」のような言い伝え系モンスターが地味に活躍する話かと思ってしまう(邦題だけど題名似てる。そういえば「ジーパーズ・クリーパーズ」と同じようなシーンもあった)。
ところがフタを開けてみると、ドリームキャッチャーそのものは全くストーリーに関係なく、グロテスクなエイリアンがグロテスクに地球を侵略する、というハデハデ映画。前半のストーリーは比較的シリアスに進行するが、後半からあれよあれよと言う間に何でもアリの壊れたアホ映画になっていく。たぶんわざとだと思うが、アホになったのに見た目はシリアスなままなのがよりいっそうおもしろかった。良く見ると変なセリフやシーンも変なまま突っ走って行くところは気持ち良いくらい。
「インデペンデンス・デイ」ほど規模は大きくないものの、同様のバカバカしさ満載。キャベツ頭ならぬ山芋頭のエイリアンやミミズの化け物のようなチビエイリアン(卵を産んでたから山芋頭の子供というわけではないようだが。。謎の存在)が、明るい場所で、しかもけっこうな頻度で見られるのもうれしい。モーガン・フリーマン率いるエイリアン専門部隊の空からの攻撃に、山芋頭がすごいスピードで走り回る場面など、あまりに素晴らしくってスローで見直した。

またアメリカ産ホラーでお馴染みの、不道徳な人間が殺されるという決まりを無理矢理守ってるように思えるのもおかしかった。主人公等幼馴染み4人組のうち2人が殺されるのだが、一人はアル中(これはまあ分かるが)、もう一人はつまようじ依存症??床に落ちたつまようじをどうしても拾いたくてスキを作ってしまうのだった。もう理解不能の理由だ。残りの気持ち悪いくらいほんとにイイ人2人は生き残る。

しかしこの映画は始終下品!まあ、そこが良いところでもあるんだけど。
寄生したは良いが成虫になって肛門破って出てくるってどうなんだ。死んでるんだけどお尻に穴が開いており、後ろ姿になんだか愛嬌がある。出てきたチビエイリアンの色形はウ○コそっくりだし。さらにいじめでウ○コ食べさせようとしたり、雪の上にオ○ッコで名前書いたりと執拗に排泄物を出してくる。エイリアンに汚染された(?)場所は、ゲロをぶちまけたみたいになっている。そういえば、4人の間で秘密の暗号のように使われている「S.S.D.D」という言葉は「日は違っても同じクソ」という意味だが、チビエイリアンの色形といい、肛門から出てくるところといい、「いつもと違うクソ」が出てきたってことだろうか。くだらなくて良いなあ。

そういった端々に見られる制作者のこだわりが共感できておもしろかった。
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by 44gyu | 2005-02-23 23:56 | ★★★★