文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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ドラキュリア2 鮮血の狩人

公式サイト

「ドラキュリア」の2作目。ストーリーもそのまま前作の続き。

前回一旦退治されたドラキュリアが、人間に捕らえられて研究対象にされるという話だが、シリーズもの2作目としては「都会へ行く」のの次くらいにありがちな展開かも。

意外とおもしろかった。1作目より格段に良くなっている。同じ監督作だというのに。
というのも、耽美趣味、少女趣味がなくなって、B級臭が強くなっているから。ちゃちだが特殊メイクもあり、モンスター映画らしくなっている。またヒロインも綺麗系の美人さんで、見ごたえがある。

B級らしさはマッチョな主人公にまずある。主人公はアジア系の肉体俳優ジェイソン・スコット・リー。ムキムキのドラキュラ退治専門神父(!)という設定だが、ドラキュラ退治の合間合間に挟まれる、彼の肉体鍛練映像がかなりイイ。自慢の筋肉を見せつけてくれる筋トレシーンは、あんまりドラキュラ映画っぽくないし、呻きながら自分で自分の背中をムチ打ち続けるシーンはかなりキチ○イの人に見えると思う。いちおう体を痛めつける理由は主人公の設定に大きく関わっているのだが、ただ単に筋肉俳優のムキムキをせっかくだから披露したかったとも思える。
また、ドラキュリアのメイクや生首の特殊造型がなんとも低予算映画ぽい。ドラキュリアは、体に潤いがなくひからびている状態から、徐々に血を得て潤い復活しているはずなのに、特殊メイクを施した顔はあからさまにだんだん小さくなっていく。
そして、首を落とす、杭を打つなどといった有名なドラキュラ撃退法の他に、今まで知らなかった撃退法も見ものだった。一つは結び目がいっぱいあるネットをドラキュラの体にかける方法。ドラキュラは結び目が気になって、全部ほどくまで動けないそうだ。もう一つは足下に種子を撒く方法。ドラキュラは種子を全部数えないと気になって動けないそうだ。。。
ドラキュラが神経質そう、というイメージは分かるが、本気か観客を煽ってるのか分からない、かわいらしい撃退法である。しかしそれは本気だったようで回復したドラキュリアは、難なく結び目を一瞬でほどき、種子粒を一瞬で数え、拘束を解くのだった。。。。その様子はこの映画の山場の一つでもあるのだが、なんか、そういうのはあんまりスゴイ!とか思えないだろ。普通。「世界ビックリ人間」とかで見るならスゴイと思うだろうけど。。いかにもスゴ気な演出がトホホだった。

オチも、どんでん返しだがなんだかなあという感じだが、そこがまた良かったりもする。今までの流れを全部ぶち壊すような、脱力させるような終わり方。エンド・クレジットが流れる中ポカーンとしてしまった。一種のサプライズ。
「スターウォーズ」並みの長丁場も可能ですよ、という意気込みも感じられるのだが、ぜひ頑張ってもらいたい。
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by 44gyu | 2005-02-09 23:12 | ★★★