文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ディープ・ライジング-コンクエスト

2002年 アメリカ デヴィッド・ワース(監督)

[あらすじ]
メキシコのとあるリゾートビーチ。監視員のベンは、ある日海底ケーブルに刺さった大きな歯を発見し、海洋学者キャットに鑑定を依頼する。彼女は、その歯が太古に絶滅したはずのメガロドンの歯だと気づき、ベンと共に現場付近の海へと乗り出した。2人の前に、やがて5メートルほどの大きなサメが姿を表す。驚くベンだったが、キャットによると、そのサメはまだ子供で、成長すれば全長20メートルを越すという。やがて、サメは海底ケーブルから漏れる電磁波に引き寄せられていることが判明するが、ケーブルを設置したエネルギー会社は利益を優先し、対策を取ろうとしない。


この映画の一番すごいところは、これが2002年の作だというところだ。物語の進み方も特殊効果のテクニックもしょぼしょぼで最初から最後まで驚かされっぱなし。
深海に生息する太古の恐竜メガトロン(ただのサメ)が、度々人間や船を飲み込むのだが、そのシーンは、もうアートなのかと問いたいくらい普通の映画ではまず見られない光景、というか合成。また、船上のシーンでは、役者がやたらハンドルをクルクル回しているが、背後に写っている海はどう見ても静止している。そしてヘリコプターもこの映画にはよく出てくるのだが、まず海上でヘリコプターの真下にいる設定なのに、波の一つも立っていないし、ヘリコプターの遠景シーンはモロにラジコンだ。そして物語も山場、セレブが集まる船上パーティーをメガトロンが襲い、パニクった人々はなぜか「アー」とか言いながら自ら海に落ちてすぐさま食べられてしまう。その辺はティム・バートン監督作「エド・ウッド」のタコに自ら襲われるシーンを彷佛とさせる。よくもこんなツメの甘過ぎる映画を撮ったものだと誉めてあげたい。

映画の100分間ほとんどがこんな調子で、ずっと驚かされっぱなしだった。もともとサメの映画自体、B級色が強いものだけど、これはかなりキてる思われる。「シャーク・アタック」という映画の3作目らしく、前2作にも興味はあるが、気力が出ない。
[PR]
by 44gyu | 2004-12-10 23:58 | ★★