文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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ドラキュリア

公式サイト

「オペラ座の怪人」でハマってしまったジェラルド・バトラーが、すれ違う女を皆振り返らせるほどの色男ドラキュリアを演じている。が、この映画を観たのは「オペラ座」を観る前でバトラーはそんなに印象に残らなかったのだった。
「TAXY NY」で主人公の上司役を演じていたジェニファー・エスポジトもヴァンパイア役で出ている。切れるようなルックスがヴァンパイアにぴったりで美しい。

この映画は音楽にリンキン・パークやマリリン・マンソンが使われていて、ヘヴィ・ロック色が強く、黒ずくめのゴシック路線でけっこう真面目に作ってあるヴァンパイア映画だ。「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」等と近いものがあり、それ系好きな人にはたまらないだろうが、それ以外の人にはちょっとこっぱずかしいかもしれない。ヴァンパイアと彼に咬まれる女性との間にはセクシャルな関係が暗示されている、という解釈をかなり強調して、ヴァンパイアとヒロインの関係がすごくロマンチックに描かれてあるが、それがすごく少女趣味に感じる。

一番ショックだったのが、ヴァン・ヘルシングを白髪の老人、クリストファー・プラマーが演じていること。ヴァン・ヘルシング=ヒュー・ジャックマンのミステリアスでかっこいい、という印象が強かったので、なにやら頼りなさ気のおじいちゃんヘルシングは印象外だったのだ(しかしブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」ではヴァン・ヘルシング教授・60歳らしいからこっちが原作に忠実なんだろうけど)。ヒューと同じくなにやらかっこよさげな武器を多数携帯しているが、最後には殺されてしまうのもショック。
またヒロインがあんまりかわいくないし、冴えないので感情移入できない。更にヒロインを助ける主人公の男もアホ面で、この主人公を助け、バトラーの誘惑をはね除けるのは全然説得力がない。

オチも健全な無宗教の日本人には縁遠い、キリスト関係のサプライズ。そのテの宗教絡みの話が入ってくると、その宗教圏の内輪受けっぽい話になってしまい、思い入れや信仰心がない者には、一気に映画がとおーーーーくに行ってしまった。
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by 44gyu | 2005-02-02 22:43 | ★★