文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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Mr.インクレディブル

映画・ドラマ
公式サイト

ネタバレなのかもしれません

良い意味で女・子供の映画、という感想。
今はだいぶ減ったがちょっと前までは、子供やヒロインが主人公であるヒーローの言い付けを破った為に悪者に捕まってヒーローの足手まといになる、というイライラする展開がよく見られた。この映画では、かつては足手まといでしかなかった女・子供が、ヒーローよりもむしろ活躍している。

Mr.インクレディブル本人は、ヒーローとしての活動を禁じられてからというもの、過去の栄光を思い出しては今の平凡な生活を嘆く日々。後ろばかり振り返る、じめじめした自分勝手な男だ。そして彼はその自分勝手さゆえに騙されて悪者に捕まってしまう。そこで残された同じくスーパーパワーを持つ彼の妻と2人の子供が彼を助けに行くのだが、妻のインクレディブル夫人は現役を退いて長いため、夫を助けに行きたいが自分の力に自信が持てない。そんな彼女にかつてのヒーロー仲間が言った言葉が印象的だった。「あんたはかつてスーパーレディだったじゃない」(←正確ではありませんが、こんな感じ)。

このセリフを聞いて、この映画はインクレディブル夫人のように、妻や母親の役割に埋没した生活を送り、自信をなくしてしまった女性達(←アメリカっぽい!!)にエールを送っているのだと思った。インクレディブル夫人は、この言葉で自信を取り戻し、スーパー・レディに復帰する。
そして家族の誰も足手まといでなくなった結果、父親はマッチョな家長でなくても良くなリ、互いに信頼し協力しあえるインクレディブル一家になった。

クラシックな見た目のスーパーヒーロー達が、クラシックな役割分担(ヒーローが女・子供を助ける)をひっくり返したストーリー(父ヒーローが家族に助けられる)が面白かった。
そう考えるとこの映画は、超マッチョで通っているディズニーらしくない映画だと言えるだろう。
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by 44gyu | 2004-12-05 21:09 | ★★★