文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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二人の武蔵

あらすじなど

長谷川一夫演じる平田武蔵と市川雷蔵演じる岡本武蔵という、宮本武蔵は二人いた!?な話。

ある意味ジェットコースター・ムービー。編集のせいでそう感じさせられる部分も多々あるが、展開が早くて急で5分に一度「オイ〜〜〜!」とつっこみたくなる。

まず気になったのは、女芸人である、平田と彼の剣の師匠を世話するヒロイン「りく」の、生活の糧である芸の踊り。拍子を鳴らしながらのそれは、素人目に観てもノリが悪すぎてほほえましい。またりくと平田の、性的欲求のたまり具合がかなり良い感じ。2人は年老いた師匠と小さな小屋で川の字になって夜は就寝する。その状況で平田に迫るヒロインもたいしたものだが、そのような状況を寝たフリして一部始終聴き、更に平田に助言する師匠には、もっと若い二人に気を使ってもらいたい。
とこんな感じで物語は進んでいく。

吉川英治の「宮本武蔵」しか知らない私にとっては、雷蔵演じる岡本武蔵の方が武蔵のイメージに近いのだが、それにしてもこの武蔵はおバカさんすぎる。武芸へのいきごみも中途半端だし、最終的な対決相手の平田に何度も試合を挑むのだが、彼に毎回いいように言いくるめられてるような気もする。
吉川版と同じく、彼にもずっと追いかけてくる幼馴染みの恋人がいるのだが、その粘着度はお通さんというよりも又八の母に近いかもしれない。ちょっと恐くもある。

この映画はなんかテンポが絶妙なのだ。それも計って作ったテンポではなく偶然出来た天然のテンポ。この映画内最強のバカコンビ、岡本武蔵と夢想権之助が初手合わせして、途端に意気投合するシーンなどはあっけにとられてしまう。

難点はただちょっと絵ヅラがきたないこと。
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by 44gyu | 2005-01-08 20:18 | ★★★★