文才のない人間の書いたほぼ映画の感想のみの日記


by 44gyu
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恋は五・七・五!

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「バーバー吉野」の荻上直子監督作品。
学校になじもうとしない帰国子女の主人公が、強制的に俳句部に入れられ、全国俳句甲子園大会を目指すことに。俳句部には主人公の他に個性的な4人の部員がいた。

女性監督らしい女子高生の描写が楽しかった。同性の先輩を追いかける下級生とか、主人公のようにサバサバして綺麗でかっこい女の子というのは実際いる。なに気に不思議ちゃん行動の太めの女の子、マコちゃんもどこかにいそう。女の子のふわふわした青春というのが、かわいらしくて良かった。

しかし、脚本があんまり良くなかったのでは。セリフが直接的、説明的で、前作のような「遊び」の部分が少なく、「俳句はおもしろいんだよ!」というメッセージがやたら煩すぎる気がした。監督自信が元々「俳句なんてカッコ悪い」「俳句はジジイのうわ言、ババアのたわ言」という実感だったらしく、今回の映画を作るに能って俳句の面白さに気付き、いたく感動したそうだ。そういう再発見の喜びは観ていて良く分かった。でも自分の感動をあなたにもというオススメ感が強すぎて、押し付けがましさすら感じたのだ。
そもそも「俳句は年寄りのもの」とか、映画内で連呼していたほどダサイなんて一般に思われてるのかな。「俳句はポップ」とまではいわないが、もう少し世間に馴染んでいるのでは。
また主人公をストーカーする男や、いきなり同僚の女性に抱きつく男がさらっと描かれていたが、とても気持ち悪かったので違う描き方をしてほしかった。

漠然と「俳句はおもしろい・楽しい」と言い続けられていたような気がした。俳句の何が面白くて楽しいのか、友達と遊ぶことの面白さや楽しさとどう関係しているのか、しつこく描かれていた割りには最後までよく分からなかったような気がする。
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by 44gyu | 2005-03-24 23:13 | ★★★